ゲーム

Dies irae〜Acta est Fabula〜

Dies irae ~Acta est Fabula~ 完全版初回版出版社/メーカー: light発売日: 2009/12/25メディア: DVD-ROM購入: 1人 クリック: 90回この商品を含むブログ (13件) を見るいつの間にか一月もあと一週間ですね。とりあえず、完成版をプレイし終わったので雑感だけ…

『白光のヴァルーシア』ついて思うこと

白光のヴァルーシア ~What a beautiful hopes~出版社/メーカー: Liar-Soft発売日: 2009/11/20メディア: DVD-ROM購入: 3人 クリック: 35回この商品を含むブログ (10件) を見る月四回は更新したいと考えてるのですが、私の意志力の弱さを笑ってください。今月…

『殻ノ少女』捕捉

裏テーマうんねんのところが友人にとても評判が悪かったので、捕捉を少々。 私がこの作品で一番印象に残ったのは、綴子だったりします。彼女は露骨な死亡フラグとして左手の薬指に指輪をはめることになっていて、それも象徴的ではあるんですが、もっと根本的…

殻ノ少女

殻ノ少女 オリジナルサウンドトラック Azure (通常版)出版社/メーカー: Innocent Grey発売日: 2008/12/27メディア: CD クリック: 41回この商品を含むブログ (3件) を見るダラダラと11月に突入してしまいました。とりあえず初心に返って、エロゲの感想でも…

Fateのエンディングについて少々

一般論として『Fate/stay night』をクリアした後で、このゲームにおける3ルートのEDの関係性とか、バットエンドと正規エンドを分けるものとは何かというのは考えさせられるところだと思います。結局、このED間の関係性というのは全くのメタ解釈であって…

『続・殺戮のジャンゴ ─地獄の賞金首─』の選択肢について

続・殺戮のジャンゴ ?地獄の賞金首? 皆殺しパック出版社/メーカー: ニトロプラス発売日: 2007/07/27メディア: DVD-ROM クリック: 58回この商品を含むブログ (35件) を見るこの作品は一本道の物語で、選択肢ミスは即バットエンド突入という構造をしている。あ…

『沙耶の唄』について少々

沙耶の唄出版社/メーカー: ニトロプラス発売日: 2003/12/26メディア: CD-ROM購入: 15人 クリック: 93回この商品を含むブログ (29件) を見る円城塔について何か書こうと数日悶々として挫折したので、エロゲの話で更新。なんとか年内には書きたいところ。 さて…

紅殻町博物記

紅殻町博物誌出版社/メーカー: raiLsoft(レイルソフト)発売日: 2009/07/24メディア: DVD-ROM購入: 1人 クリック: 20回この商品を含むブログ (7件) を見るレイルソフトの第二弾。シナリオライターは前作と同じ希で、基本的なコンセプトも前作と同じ。流れゆく…

俺つばラジオ&レビューに参加するという話。

更新するネタがあまりにもないので、日曜あたりに記事にしようかと思っていたのを先送り。これのことですね。私はチャット参加なので、あまり大したことは出来ないでしょうが、面白いものに出来たらいいなとは思います。

刃鳴散らす

刃鳴散らす出版社/メーカー: ニトロプラス発売日: 2005/09/30メディア: CD-ROM購入: 1人 クリック: 82回この商品を含むブログ (15件) を見るなんで今更という感じを受ける方もいるでしょうが、GW中にクリアしたので、感想など書こうかと思います。 この作…

『俺たちに翼はない』雑考

PCゲーム『俺たちに翼はない』オリジナルサウンドトラックアーティスト: ゲーム・ミュージック,のみこ,美郷あき,アレックス3,御影クリヤ,橋本みゆき,jina出版社/メーカー: ランティス発売日: 2009/02/25メディア: CD購入: 1人 クリック: 22回この商品を含む…

終わらないエロゲーという幻想

この前にスマガの記事でメタ構造を有したゲームについて書いたのですが、自分がそれを書くにあたり前提としているものが抜け落ちていた。先の記事に挿入することも考えたのですけど、それをすると記事の主従が逆転してしまって、趣旨の不明瞭さが増すだけな…

『スマガ』のいわく言い難い感じを言語化する。

『スマガ』をプレイした後で私は精神的な残尿感というか、ある種の違和感を味わったんですね。この作品はとても良く出来ていて、シナリオにも不満はないし、何が原因なんだろうなとプレイ後ずっと考えていて、その答えが出たので少し書いておきます。 端的に…

うみねこのなく頃に

[rakuten:otrp:10016350:detail] やっとEP4まで終了させました。ここに来ての一括プレイなので、本来の楽しみ方からちょっと外れているのかもしれませんが、なかなか面白ろかったですね。 この作品の魅力はやはり、魔女であるベアトリーチェに寄るところ…

スマガ

スマガ 1 (ガガガ文庫)作者: 大樹連司,津路参汰出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/10/18メディア: 文庫 クリック: 60回この商品を含むブログ (29件) を見るというわけでクリアしました。特にこれと言って文句のない作品だったと思います。 ちょっと卑怯な…

媚肉の香り

年末に黙々とエロゲを崩すお仕事。こういう作品はやっぱり前情報の有無がどうしても作品の評価を変えてしまう面が存在しますね。 まあ、やってれば彼女がそうであることは自明だとは思うんですが、それでも揺らぎを楽しめないというか、もう一捻りあるのでは…

漆黒のシャルノス

漆黒のシャルノス -What a beautiful tomorrow-出版社/メーカー: Liar-Soft発売日: 2008/11/21メディア: DVD-ROM クリック: 12回この商品を含むブログ (18件) を見る今ではライアーソフトのメインライン『蒼天のセレナリア』『赫炎のインガノック』に続く桜…

霞外籠逗留記

霞外籠逗留記(かげろうとうりゅうき)出版社/メーカー: raiLsoft(レイルソフト)発売日: 2008/07/25メディア: DVD購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (8件) を見るライアーソフトの別レーベルであるレイルソフトの一作目を飾る本作ですが、その志を…

霞外籠逗留記について思うこと。

嘘屋の新作が出る前に消化しようと思いプレイを開始したのですが、これはちょっと面白いですね。体験版をDLすれば分かるけど、デフォルトでは文章が縦書きだったり、システムそのものが特徴的。 ライアーソフトは独自性が強いメーカーなんで、新規のプレイ…

SEVEN-BRIDGE

SEVEN-BRIDGE出版社/メーカー: Liar-Soft発売日: 2005/02/18メディア: DVD-ROM クリック: 8回この商品を含むブログ (21件) を見る自分の中で『腐り姫』が完璧なまでに総括されてしまいまして、寂しいやら、悲しいやらなので、七橋のレビューでも書きます。よ…

CANNONBALL 〜ねこねこマシン猛レース!〜

CANNONBALL ~ねこねこマシン猛レース!~出版社/メーカー: Liar-Soft発売日: 2003/02/07メディア: CD-ROM クリック: 67回この商品を含むブログ (6件) を見る七橋がDL販売ということで、なんとなくキャン玉の紹介文でも書いてみましょう。 ちなみに私は嘘屋信…

そろそろヤンデレについて語りたくなった件。

『WHITE ALBUM』のアニメ化は、スクイズ辺りの流行を見て、今ならいけると思ったのでしょうが、そこで天いなに踏み切れないのが、葉の限界なのやもしれません。私は弥生シナリオが1シーンの美しさとしては一番好きだったりはしますけど、やっぱ主流は先輩な…

思いつき

ヒロインが全員ヤンデレという設定なんだったら、むしろ主人公がヒロインを病ませずに上手く回していくみたいな、スケジュール管理型のゲームがやりたいなとふと思った。 一つの究極形として、ヒロインの狂気をプレイヤー側で完璧のコントロールしてみるとい…

『Girls' Work』発売に向けて

私は『サフィズムの舷窓』から嘘屋信者やってるので、特に恥じ入ることもない程度には信者度高いと思うんですが、やっぱり星空めておは別格というか、今だってループものの最高傑作は『腐り姫』だと疑わない人なので、何処だろうと帰ってきてくれただけで歓…

ヤンデレ小話

当初書こうとした内容は、視点キャラクターに如何に身体性を獲得させるか。あるいは『腐り姫』において五樹は如何に心中可能になったか。というものだったんですが、どうにもならなかったので放棄。 結局、自分はエロゲーで視点キャラクターに感情移入しない…

マスクドシャンハイ

マスクドシャンハイ 魔都拳侠傳出版社/メーカー: Liar-Soft発売日: 2008/03/07メディア: DVD クリック: 9回この商品を含むブログ (6件) を見るちょっとインプットに集中し過ぎてアウトプットが疎かになってたので、ここら辺で大放出といきたいところなんです…

ピリオド

私は絵師としては、大槍葦人を唯一神の如く崇めてる人なので、littlewitchのゲームは全部押さえているんですが。ここのシナリオは、壮大さにおいては一作目、完成度においては二作目を超えてくれないので、歯がゆいですよね。 『ピリオド』は大槍葦人の絵で…

やみツキ!

全員ヤンデレのエロゲーが出るということで、とりあえずメモ。 ヤンデレ=純愛というのは、いまいち理解出来ないのですが、割と多数派に位置する意見ですよね。主人公は別に愛される為に存在するわけではないと思うんですけど。所詮はマイノリティの戯言とい…

リトルバスターズ考察における現在・その2

自分の書いた考察で後から読んで一番失敗したと思ったのは、夢オチに対するフォローが不完全だったことなんですよ。ここで言う夢オチというのは尾張小牧ネットワークさんの考察にある、来ヶ谷ED2までを全て夢世界の中に内包する説で、個人的には総夢オチ説と…

リトルバスターズ考察における現在・その1

このサイトのアクセスの稼ぎ頭は、未だリトルバスターズの考察なので、少しフォローがしたいなと前々から考えてはいたんですよ。これから考察する人の助けになったらいいな、というのもありますし。 ただ他の人の考察に文句をつけるみたいなのも嫌だな思って…