2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん-幸せの背景は不幸-

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん―幸せの背景は不幸 (電撃文庫)作者: 入間人間,左出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/06/01メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 420回この商品を含むブログ (318件) を見る今年は、ラノベを意識して読もうと思い…

リトルバスターズ考察における現在・その2

自分の書いた考察で後から読んで一番失敗したと思ったのは、夢オチに対するフォローが不完全だったことなんですよ。ここで言う夢オチというのは尾張小牧ネットワークさんの考察にある、来ヶ谷ED2までを全て夢世界の中に内包する説で、個人的には総夢オチ説と…

リトルバスターズ考察における現在・その1

このサイトのアクセスの稼ぎ頭は、未だリトルバスターズの考察なので、少しフォローがしたいなと前々から考えてはいたんですよ。これから考察する人の助けになったらいいな、というのもありますし。 ただ他の人の考察に文句をつけるみたいなのも嫌だな思って…

チーム・バチスタの栄光

チーム・バチスタの栄光作者: 海堂尊出版社/メーカー: 宝島社発売日: 2006/02/04メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 152回この商品を含むブログ (562件) を見る積んでたんだけど、読んでみるグイグイ来るというか、世間の評価に納得の一冊でした。 結局、…

時事ネタ

先月に金暴騰ネタを使ったのは早まったと後悔しつつ、二度目にして新鮮なネタに渇望する自分のアンテナの低さに驚愕を覚える今日この頃。 さて、原油が高いですね。まあ金男がアジってた部分があるにしても、今まで安すぎた部分が噴出したのかなと素人考え。…

時砂の王

時砂の王 (ハヤカワ文庫) [ 小川一水 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 文庫 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 669円分類すれば時間SFなんだろうけど、別段そこら辺の設定に重点が置かれることもないので、ファンタジー読みにも受け容れ…

他者性と倫理コードという思い付きの残骸

なんとなく『腐り姫』を再プレイしてたら*1樹里って自分の中でヤンデレと邪悪ヒロインのボーダーにいると感じたので、感覚に理屈をつけようと思ったら、最終的にヤンデレと邪悪ヒロインの差が分かる人と分からない人がいるのは何故なのか、という問いに帰着…

ライトノベルの賞について思うこと

一線を退き気味ではありますが、ラノベ読みとして思うのは、新人賞以外を作れよに尽きます。 ライトノベルのメインターゲットが中高生である以上、作家にも新陳代謝が求められるのは分かる。 けど、中堅どころにも夢とか必要だと思うんだよね。「このラノ」…

年末の奈須きのこインタビューを読んで思ったこととか。

本当は、『クリスマステロル』の話にしようかとも思ったんですが、著者も元気に書き続けてることだし、スルーということで。 読んだのは『Quick Japan』と『CONTINUE』に載ったやつで、映画の話を絡めてという感じだったんだけど、読んでて思ったというか確…

受け手の一人として思ったこと

「ダメ書評」に対するマンガ編集者の視線を読んで、書評を書いてる人間の一人として省みるところもあったけど、この話は萌え理論Blog-ダメプロに対する客の視線の記事にあるように、一方的に都合が良すぎるよね。 創作という行為がメンタル面と深い関係があ…

新・邪悪ヒロインという可能性

去年、唯一ブックマークを貰った話題を掘り返してみる。 前にも書きましたが、もはやヤンデレも時代の最先端では無いようです。まあ、ヤンデレという言葉が物語展開の一つのパターン付けられた名称である以上、ツンデレと同じく凄まじい速度で消費されるのは…

アニメを見て賢くなった話

今日、WOWOWでやってた映画をダラダラと朝から見続けていたら、『神霊狩/GHOST HOUND』というアニメの予告編を見た。 流石はプロダクション I.G制作というべきか、最後までアフォーダンスの話に終始するという尖った予告編だった。もちろん、私だって常識と…

新年の抱負に変えて

大晦日に某所で行われたイベントの四時の締め拍手の後で、修正する前提の記事を載せるなと突っ込まれてへこむ。その通りなんだけど、去年の内に上げときたかったんですよ。 その時の話として、川上稔は整合性の取れた設定を構築する作家に見えると言われたし…