2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「父ー子」の過剰と不在

私は流行りに弱い性質なのでチビチビと『HEROES』とか見てたんですが、たった今1シーズンを見終わりました。続編が途中で決定しているせいか、いまいち最後の盛り上がりに欠けた感じはしましたが、娯楽作としては悪くなかったかなというのが正直な感…

コードギアスR2『百万のキセキ』

世界編に突入するのは、1クール目を折り返した辺りかと勝手に思ってたので、話の展開も含めて忙しない印象を受けたのは確かですね。 まあ、日本編には一期の積み重ねがあるから、新しく広げにくいという部分もあるんでしょうが、ゼロのままナナリーと微妙な…

日記を百日書いてみて。

これが百日目ということで、自分の書いた日記をざっと読み返してみたんですが、この日記を書いてるダメヲタと日常の自分がほとんど重ならなくて笑ってしまいました。 嘘を書いてるわけでもないし、常に卑屈であることを差し引いても思ったことを正直に書いて…

花やしきの住人たち

花やしきの住人たち (1) (角川コミックス・エース 121-7)作者: 桂明日香出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング発売日: 2008/05/26メディア: コミック購入: 1人 クリック: 29回この商品を含むブログ (54件) を見る『ハニカム』だろ常考とか言われそう…

前記事の補足。

また『コードギアスR2』の話。そろそろラノベ畑に戻りたいような気もしますが、一度この濃密さを知ったら中々帰ってこれないもの。 先日「父ー子」ラインの話が気になるという話をしたんですが、背景にはルルーシュが成長しちゃったんで、スザクでは対立軸…

コードギアスR2『棄てられた 仮面』

とあるサイトを見てて、けど皇帝が全てを台無しにしちゃうんだよ、たぶん。と書き込みたかったんですが、他のサイトと関わる精神力を使い果たしたので、こっちに書き散らします。*1 見てて、結局のところ私は二項対立を基礎にしてしか物語を吸収できないんだ…

私的な本棚の利用方法。

私も書痴の片隅くらいにはいると思うので、本棚をどれぐらい有効に使うかというのは、アンテナを張り巡らせてるところなんですが、基本的に私と同じ方法を薦めてる人を見たことがないから、一つ主張してみようかと思った次第。*1 やっぱ個人的には、自分の読…

時事ネタ

なんか近頃、胸をキュンとさせるニュースに出会わないですよね。国内だと文科省の文教施設企画部周りとか楽しそうではあるけど、いまいち追う気がしない。捜査してるの警視庁だし。 外国だとサムスンの中央があそこまで解体されたのは驚きではあったけど、や…

コードギアスR2の情報密度の関する放談

友達とコードギアスの情報量の話をしていて、結局「ボクの方がコードギアスを深く分かってるんだ!」的な意地の張り合いになったのですが、振り返ると面白かった気もするので、書き留めておきます。 とりあえず、莫大な情報量を処理するために、暫定的にいく…

コードギアスR2『太平洋 奇襲 作戦』

今更ながらに観賞。見終わった感想を素直に書くなら「どうしよう、このアニメまだ十八話も残ってるよ。」といったところでしょうか。 凄かったというか、たぶん今までも凄かったんだけど、私の見方が少し偏向していたので、感性が鈍ってしまったんだなと反省…

コードギアスが・・・

録画したまま見ないで寝かせておいたら、この記事で自分の願望が壮絶に破れていると悟ったので、日々の楽しみの一部が消失する。邪悪演出を沢山考えてたのに。*1 「過程」と「結果」の対立項は、第一シーズンで無効化されたのかと思ったんですが、第二シーズ…

ダブルブリッド?

ダブルブリッド〈10〉 (電撃文庫)作者: 中村恵里加,たけひと出版社/メーカー: アスキーメディアワークス発売日: 2008/05/10メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 72回この商品を含むブログ (72件) を見る一つの物語が終った。読めてよかった思う自分があり、読…

その発想は無かったわ。

とある筋からヤングチャンピオン烈でやってる『獣臣蔵』が凄い。というタレコミを受けて、読んだら爆笑した。歴史物で登場人物の女性化は定番と言えば定番なんで驚くにはあたいしないんですが、やっぱキラ様がマッドサイエンティストでその上、ショタのボク…

やみなべ祀

やみなべ祀。まあヤンデレ好きの嗜みというか、だいたい今までも都内にいるんで、参加してるんですけどね。今回はちょっと強引に日程を空けたので、書いてみました。これでGWも安泰ですね。『媚肉の香り』も買ったし。

ルルーシュ・ランペルージは全体主義の夢を見るか。

まあタイトルネタです。『終わりのクロニクル』を「戦後」の話として捉えるなら、全体主義を無視するなよ。という指摘を受け、それなりに考えたんだけど、ライトノベルで全体主義をある程度でも物語の中心に据えた話を読んだ覚えが無い。全体主義国家という…