ルルーシュ・ランペルージは全体主義の夢を見るか。

まあタイトルネタです。『終わりのクロニクル』を「戦後」の話として捉えるなら、全体主義を無視するなよ。という指摘を受け、それなりに考えたんだけど、ライトノベル全体主義をある程度でも物語の中心に据えた話を読んだ覚えが無い。全体主義国家というか管理国家と対立する話はあるわけだけど、体制は結果であってそのものでは無い気がするし、超越者が世界を良い方に導く話も何か違う。
それで目先を転じてアニメにいけば、やっぱ『コードギアスR2』の合衆国日本が意図的なのか、全体主義な気配をまとってると私は思う。定義うんぬんというよりは主人公の背負う破滅への業が、エリア11の状況もあいまって、ドイツのそれを連想させるからだけど。
書いてて、自分には全体主義は言葉だけでも、手に余ると実感した。二度と話題にしないことにして、自戒の意味で残しておきます。