誰がルルーシュのギアスを破るのか。

他の人が書いてる最終回予想を見てたら、なんか自分も書きたくなったので、ちょっろと書きます。
シャルル打倒後のルルーシュにとって一番大事な価値とは、人の可能性たる「明日」と、それを生み出す源である「想いの力」だと私は考えています。
そして、その最大の敵であったシュナイゼルが潰えた今、想いの力を軽々と踏みにじる能力の所持者であるルルーシュの存在が問題になることは自明でしょう。ルルーシュは人の「明日」を望んだ時点で、自らの存在が世界に許容されないことも認めているだろうし、それを前提として「ゼロ・レクイエム」は計画されているはずです。
ですが、ルルーシュの計画通りに全てが完了すれば、想いの力がルルーシュの絶対遵守のギアスに打ち勝ったことになるのでしょうか。答えは否です。ルルーシュもまた自らの力によって、世界を自分が望む形に変えようとする点では、彼が否定した人々と同じ存在に過ぎない。
それ故に、ルルーシュのギアスは破られなければいけません。かつて死の直前にユーフィミアが自らの意思でギアスに打ち克ったように、彼女の意思の後継者がそれを成した時にこそ、この物語は結末を迎えるのでないか、そんな風に思っています。
あれ変だな。シュナイゼル兄さんの戦略家ぶりを考えたら、ルルーシュを合戦に連れ出した時点で試合終了。ナイトオブワンから抗ギアスコンタクト入手済みで、最後の最後で美味しいとこ総取りですよ。シュナイゼルは自分の手札見てからゲーム選べる男だから当然みたいな話をする予定だったのに。ナナリーというよりユフィが強いから持っていかれた。