コードギアスR2 『ダモクレスの空』

まあ、色々と思うところもあるのですが、それは最終回が終ってから総括という形にすればいいので、単発の感想を。
常識的に考えてダモクレスの乗員にギアス対策してないとか。みたいな感想を抱かなくもなかったけど、シュナイゼルには勝者たる資格が存在しないので*1昨日・今日・明日という思考軸は悪くはなかったと思う。まあ、ガチで家族会議を開催したら、ルルーシュが勝てるのかどうかは別としてね。
ルルーシュが犠牲になった人達をフラッシュバックしたのは、C.Cに語ったように全ての責任を背負える人間に彼が成長したことを物語っていて、そこが完成形なのかと思ったりもしました。
シュナイゼルに対しての読みが、あまり外れてなかったという事実が今回の一番の驚きだった気はします。そこまでテンプレなキャラクターだったとは、もう少し泥臭い「大人」でもよかったような。
つまり、シャルルとシュナイゼルルルーシュってある次元では、大差ない人達ということなんですよね。それが昨日・今日・明日という考え方の基礎になってるわけだけど、シャルルとルルーシュが共有していた次元を真っ向から否定する存在がシュナイゼルなんじゃないかと思っていたので、あれほど純粋に「虚無」な人だったとは驚愕です。ディートハルトの人を視る能力に乾杯ですね*2
シュナイゼルにとっては世界の平和もとりあえずの目標ということなんだろうなぁ。別に自分自身に何の望みもないけど、周りを見回したら、みんなが平和を望んでいるから、それを目標において生きることにしただけ。そうなった原因もない方がスマートではありますね。
しかし思ったより死ななかった。来週まさかの絶滅EDとかあるのかしら。楽しみ楽しみ。

*1:ルルーシュにも存在しないけど。

*2:完敗とかけ・・・なんでもないです。