コードギアスR2 『神虎 輝く とき』

予定に反して、またギアスの話題を。だって面白いんだもん仕方ないよね。実際の話、ライトノベル作品の考察をがっつりやるのは、先行文献が少なくて色々と困難が多いです。ロマン主義的な運命観という自分で設定した裏テーマが重い重い。
閑話休題して、コードギアスの話。
私はこの物語を主人公であるルルーシュに即して見てる部分が多くて、中華連邦にはさほど興味が無かったりはします。まあ、土地を捨てたゼロに対して、地の利で勝つ神虎という展開は結構好きですけど。
だから最後に天陵に篭城するのも、ルルーシュの精神状況を直裁に現実に投影してて、究極的にはシュナイゼルとのチェスで提出された問題に対する解答が、この場面の解決策とシンクロするという読みをしてます。ルルとゼロの主体統一プロセスとしての中華連邦編という見方ということでしょうか。
来週でオレンジ出てきて情報量が増えそうなので妄想を晒しておくと、逆に記憶改変者としてのシャルルと歴史改変者としてのブリタニア皇帝は主体として統一されてるわけだよね。時間SF?