今週の『トラウマイスタ』が素敵な件
- 作者: 中山敦支
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/11/18
- メディア: コミック
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見てない方に説明するとこの漫画には、ダヴィンチというフリーザ的なポジションの敵が出てくるんですが、こいつが本当に最低なんだよね。二重の意味で約束を守らない男とでも言うか。
その行動だけは絶対にありえない前フリでしたかね。たぶん少年誌史上初の快挙じゃないかな、少年漫画も日々進んでるということでしょう。
漫画的なお約束を破るというだけではなくて、受胎告知をスジャータに投入する際の行動が伏線になっているというのも評価が高い。ダヴィンチという男は、そういう自分勝手な行動をする人間だと説明されてるわけです。
それにしても、主人公の告白からそうなるとは、作者は本当に趣味が悪いですね。*1これからの展開に期待せざるえませんよ。
ちなみに私の考えでは、あの場で決闘が開始するので予言成就が不可能なったということだと考えています。ダヴィンチさんのクズっぷりが冴え渡りますね。
いや素晴らしい、実にお勧め。ただ未読の方に忠告しておくと、一巻目とかは絵柄はともかくとして大して面白くないです。ただダヴィンチが登場する少し前から徐々に面白さが増してくるので、まだ二巻までしか出てないことですし、独自の設定もあるので横着しないで最初から読むのが吉ですね。
これだから漫画を読むのは止められない、そう思った連載回でした。
*1:注:褒め言葉