EX完了のお知らせ。

買ったので、律儀に全編クリアしました。基本的に自分が無印でした考察はそれほど外れてなかったと思います。
葉留佳シナリオが現実でどの程度まで起きてたかが外れたのかな。同ライターのクドリャフカの例を見ても、本人が覚えているかどうかは判断材料として微妙ですが、自分の中で答えは出てたけど行動には結びついてなかった、と考えるのが妥当な気はしますね。
来ヶ谷シナリオに対しては補完があって、やっぱり独立した形で旅行後にも夢世界が存在し続けているというのが公式の見解らしいです。というか夢世界に居続けると、現実から忘却されるらしいので、『ONE』からの一貫したものの一部ということなんでしょう。
沙耶シナリオは「夜の学校にノートを取りにいったら」から始まるの話なので、それでピンとくる人はくると思います。リトバス全体がという話でもありますしね。EDの解釈は、どうやっても現実は覆らない、或いは、過去の彼女が変わることによって未来の出来事も変わる。と大きく分けて二種類ありえますが、リトバス全体の基調から考えると、後者でいいんじゃないですか。価値判断の問題だよね。
あと、夢世界が無くなった後に夢世界が存在しているようにしか見えないという問題があって、再集結するという考え方もありですが、夢世界は現実の時間軸に囚われないから、そういうこともありえるというのが簡単でいいんじゃないですか。夢の出来事が過去に遡行して現実を変えられるとするなら、ED前の世界は存在しないわけで、キャラクターとプレイヤーの記憶以外にそれを証明するものはないわけだからね。メタな話なので、深入りはしません。
ちょっと自分の律儀さを憎んだね。まあ、次はレイルソフトといきましょう。