コードギアスR2 『ラブ アタック!』

沙代子さんとシャーリーの回でした。完。
結局、中華連邦でカレンに一緒に学園に戻ろうと言ったルルーシュが、学園ラブコメを展開できるという事実がいまいちシックリこないだよなぁ。その詐術的な感じが自分の中でのルルーシュ像と合わさらなくて、感情移入を妨げます。
一回通しで見直さないと、振り落とされるかもしれない。ルルーシュの中での優先順位が私の想定とはずれてるということなんでしょうが。
あと皇帝の発言は、戦争なんかしなくてギアスさえあれば領土取り放題だぜ。という結論に達せざるえないのは如何なものか。
ここからは次週への雑感を少し。
正直ギアス関連はあんまり動かして欲しくないというか、何でもありになっちゃうからオレンジは微妙です。
ギアスの倫理的な側面というのは、第一期でも問題になって、ルルーシュが流されるままに、なし崩し的に解決を見た部分ではあるので再度の提起は流石という他ないのですが、そこを中華連邦編と絡めて欲しかった気はします。
ルルーシュのナイーブさを個人的なレベルで描写するのは、見たいような見たくないようなですよね。第一期で散々やった気もするわけだけど、その部分が作品の魅力の根底にある破滅の気配を色濃く表現する部分ですから。
自分一人満足に欺けない理想を抱いて、彼は何処にたどり着くのだろうか。そんなことを思った予告編でした。