芸のためなら

インテリゲンチャぶって、「縦に真っ二つにされた牛の親子のホルマリン漬け」とかを金を払って見にいったりする。切断された間を通り抜けようとしたら、係の人に止められたのが不満と言えば不満だけど、カプーアの作品が地味に好みだったから良しとしよう。距離感すら喪失するほどの圧倒的な深淵をただ見つめる経験は悪くなかった。