未来日記(4)

未来日記 4 (角川コミックス・エース 129-8)

未来日記 4 (角川コミックス・エース 129-8)

評価の難しい巻。まあ、雪輝の萌えキャラぶりとか、何このカオル君名探偵登場とか、完デレに入った由乃とか、見所はあるんだけど。
展開が性急過ぎて、正直どうかなと思います。クラスメイトの話を出すなら、もう少し親密度を上げとかないと、一連の流れの説得力が薄い。
雪輝が他の人と仲良くなっていくのを監視しながら、秋瀬或のせいで殺気を抑えてジリジリする由乃とか素敵だと思うんですけどね。
新キャラクターに振り回された印象が拭えない巻ですが、使いこなせなかったら退場させるのは簡単な漫画でもありますし、そういう意味でも次に期待と言った一冊かな。
ここからは愚痴
つまり ガチホモ 秋瀬或の存在理由は、 由乃 の家の襖を開けることで、4thが別の動きを始めるから代役も兼ねてると想像するんですが、非日記保有者(本当は違う可能性もあるが)を物語の中心に放り込んで、 由乃 の動きを封じるメリットが・・・。
と偉そうに語りつつ本音は、 ヤンデレ 分が足りねぇ、 ヤンデレ 分が。に尽きる。
とりあえず、 ガチホモ には 『花子と寓話のテラー 』のテケテケを超える惨めたらしい死に方を希望したい。 新世界の神 もビックリみたいな。
あと作家の日記保有者出して「これだから、読者ってヤツは」的なのを再度やって欲しい。
だけど、やっぱり展開は破綻気味だと思うので、雑誌追ってないからアレですが、一ファンとしては、少し休んでストーリーを練って欲しいかなとは思う。せっかく話題にもなって注目されてるんだから、あとは完成度だけですよ。