近頃考えたこととか。

三週間ぶりのご無沙汰。今度、宣伝しますけど「30×30」というエロゲーの評論集に参加していまして、その原稿の締め切りに追われたGWでした。それがブログの更新を怠る理由にはならないのですが、いちよう言い訳です。原稿は100%と完成ではないものの、ほぼ形としては見たのでそこに含まなかった戯言なんかを垂れ流しておきたいと思います。
私はエロゲーライターとしては星空めてお信仰の人なので、今回の原稿でも彼について書いたのですが、そこから自分が何故にエロゲー固執しているのかが、少し分かったように感じました。
たぶん私にとってエロゲーというのは、自分の欲望をクリックに乗せて作品に投じるゲームなのです。投じた欲望は、作品という複雑な構造体を通過して、何らかの形で私に返ってくる。例えば『Sugar+Spice!』をプレイしてて私が幸せな気分になるのは欲望が増幅された形で私に返ってくるからだし、『Forest』が私を幻惑するのはそこに自分が投じた欲望の姿が映り込むからだと言えるでしょう。
アマゾンに「エロゲーは美少女恋愛"物語"になってしまっている」という批判を展開している人がいましたが、逆に私が魅せられたのは自分の欲望がどこか予期せぬ場所に行き着いてしまうことだったり、欲望が私に還元されえない形で結実することなのかもしれません。
腐りとか森とかの内容の話だったのだが要領を得ないので〆ます。次は普通に更新したい。