のだめカンタービレ(21)

この巻で始まったミルヒーとの絡みは巴里編全体を見回しても、一番面白い気がするんだけど、どうなんだろうか。
この漫画は、デスクリを使えば、かなり何処からでも終らせられる構造しているので*1、どうするのかと思ってたら、ミルヒー登場というわけです。
まあ、二人の関係性を引っ掻き回せるキャラクターは彼ぐらいしかいないので、そういう意味では順当なんだろうけど、メフィストフォレスとリンクさせた演出が、どっちにでも転べるという意味も含めて絶妙だと思う。続きが気になる一冊でした。

*1:何年か後、二人が競演する直前の場面で「さあ、楽しい音楽の時間ですよ。」とのだめに言わせればいいだけだから。