短くて完結している漫画を紹介の跡地。

見事にワンクリックで八冊分の紹介文が消えたので、一言コメントだけで再チャレンジ。

おがきちか『ハニー・クレイ・マイハニー』
ポップながら土台はしっかりしたファンタジーである表題作。ハニー可愛いよ、ハニー。

武富智『ＥＶＩＬ　ＨＥＡＲＴ』
僕らの理想はどこまでも甘くて何よりも厳しい。人と向き合うことの大切さと困難さを描いた力作。打ち切られたけど。

緑川ゆき『蛍火の杜へ』
『夏目友人帳』の原型であろう表題作もそうですが、兄妹の恋を描いた「ひび、深く」も、とどかない人、とどいてはいけない人への想いを描いた切なくも美しい作品です。夏目の次という人はこれかと思います。

大暮維人『魔人』
エロ漫画の方がいい気もするけど、これにも作者の特徴が大体入ってますね。読み切りと連載で既に画が違うし（笑）。ハッタリの効いた画で構成されたアクションもの。エロありグロありの全二巻。

斎藤けん『花の名前』
ザ・少女漫画。古いと言えば古いけど、だがそれがいい。絶望にとらわれた青年小説家と彼を想いつづける少女のしっとりとした恋愛譚。

よしながふみ『１限めはやる気の民法』
おい。という声が聞こえそうですが、よしながふみの男が入れらてる時の顔が好きなんですよねぇ。今に続く形もあったりで、ホモ無しから来た人でも楽しみやすいような気も。

二宮ひかる『ハネムーン・サラダ』
この作品の後の二宮ひかるも嫌いではないですが、これと『ナイーブ』が普通なら鉄板ということなんでしょう。これぐらいが男の夢な気もします。

五十嵐大介『魔女』
まあ、なんていうか堅い漫画も読んでるぜアピールで入れた感は免れませんが、やっぱ圧倒的に上手いから仕方がない。これだけ描き込まれたら何もいませんよ。