酔いが覚めたら消すかも

少し縁の遠くなっていた友人と出会い、酒など交わしつつしたヲタ話が面白かったので、記憶のまま書いてみる。
ニュースソースが被りまくりなので、二人して最初のネタふりとして、高周波活性オーロラ調査プログラム(通称HAARP)による米軍の電離層戦略で毒電波キターみたいな話で盛り上がる。絶対同じ雑誌を講読してること疑い無いが、そこは二人して華麗にスルーした。以心伝心。
友は現在、某大手ゲームメーカーの社員と付き合ってるらしいのだが、いわくプロジェクトチーム二十人強中十五人が、自社ソフトでもないのに休憩時間はモンハンをやってるとか。マッチングにあぶれると一日テンションが上がらないらしいとか。午後八時に直属の上司のケイタイに「一狩いきませんか」と有りえない連絡してたとか。
正直、自由な職場過ぎて私には付いていけないけど、聞いてる分には面白い。
その後、昔のラノベは良かったね。的なノリでイメージだけで、作品の骨格を語り続ける。イメージによる作品の回想は読者に許された最も純度の高い快楽だと思う。
ブギーポップの感想で中身が無いっていうのがあるけどさ、主人公自身が中身の無い泡である以上、その批判は全く意味がないと思うんだよね。そこを作者の自覚的な戦略と捉えた上で、統和機構(中枢)の出現と同時に、中身無い泡である主人公が物語から退場していく部分とかに注目すべきだ。」という話が、一番まともだったあたりに、錬度の低さが窺える。
次いで、私が福嶋亮大が如何に次の世代を担う才能であるかを力説して煙たがられたりした。まあ好みだから仕方がないけど。
最後の辺りは、「終わり」の話。純愛エロゲーにおける濡れ場とか。ファンタジーにおける破滅の回避の先とか。近頃、ラスボスが総じてショボイのはなんでか。断絶あるいは非通知は戦略として許容できるのか。全体として、楽しいひと時だった。
ヤンデレもいいけど、そこでそういう演出を施した作り手の意図も汲みたいと力説してる姿に類友を感じたしね。
予告しないとダラダラいくので、次は終わクロの話と予告しておきます。今週末までに。